おはようございます、
入山彰介の弟子チーム、庄です。
師匠とのミーティングの際に
僕の個人的な気づきをあなたにもシェア
します。
どんな気づきだったのか?
それは、
”相手の文脈の意図を読み取る”
ということが
コミュニケーションを円滑に
進める最大の秘訣だなと感じました。
どういうことかというと、
実は、
コミュニケーションの本質は
「言外」で図ることなのです。
簡潔にすると、
「相手の意図をどれだけ考えて
いるか」です。
たとえば、
俳優や役者さんは、
セリフの行間を読むことを
訓練するそうです。
行間を読むというのは、
セリフには直接表現されていない
相手の真意をくみとります。
なぜそのセリフを言ったのか、
その背景にはどんな考えがあって
どんな思いや感情があったのかを
くみとることを、
行間を読んだり
文脈の意図を読み取る
と言います。
確かに言われてみれば、
映画やドラマを見ていると、
俳優の表情や仕草だったり、
言葉ではない言外の情報を
受け取って、
俳優の心境を想像しながら映像を
楽しんでいます。
もし仮に、
セリフだけがツラツラと
書かれていた台本を読んでも
なにも感動はないのかなと。
小説は読んでいて
なぜ心が動かされるのかと言ったら、
描写が書かれているからです。
あるがままの姿を
うかび上がらせるように、
描き出されているからなんですよね。
映画、ドラマ、小説は、
受けての僕たちが受動的に
描写を想像できるように
作られています。
積極的に相手の意図を
読み取らなくても受けての僕たちは
理解できます。
そう考えると、
言語はコミュニケーションの
本質ではないと感じました。
僕たち多くの人は、
コミュニケーションって、
「聴き方」だったり「話し方」
だったりに注目して、
コミュニケーションスキルを
磨こうと考えています。
けれどそこに、
行間や文脈を読み取る力がないと、
相手の真意を受け取ることができない
ことになります。
僕たちの日常に行っている
コミュニケーションは意図的に
制作された作品ではありません。
つまり、
受動的な態度では相手の文脈を
読み取ることができないし、
どんな意図だったのか
ということを想像しなければ、
コミュニケーションのズレが
生じます。
大切なのは、
積極的に受け取りに行く視点で、
文脈を読むこと、
そして、
コミュニケーション力を
上げるには、
文脈を読む思考訓練が必要だと
感じました。
あなたが発信したことに対して
相手から返信がないとすれば、
どんな文脈が考えられますか。
なにもな反応がないという
意図をくみとってみてください。
いかに考えるかが
コミュニケーションの勝負です。
ではまた!
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
入山彰介の弟子チーム、庄