入山です、
会話をするときに、
「どうやったら興味をひく話題ができるんだろう」
と、悩んでいませんか?
今回は
『興味をひく話題の選び方』についてお話します。
普段から、
「入山さんは会話の引き出しが多いですね」
「興味をひくのがうまいですね」
って言っていただけます。
自分で話すと小っ恥ずかしいことですが、
僕が普段どういう思考をしているのか
まずは、
かんたんでパワフルなテクニックを3つ
シェアしていきます。
ぜひ、最後まで読んでいってください。
また、
こちらを合わせて読んでいただくことで
今回の学びがより深まります。
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人から好かれる2つのポイント
https://iriyama-shosuke.com/blog/2021/04/12/202104011/
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ポイントは次の3つです。
・自分の経験を棚卸しする
・興味をひく一言を話す姿勢を持つ
・質問をもらったら、興味をひく心がけをする
【自分の経験を棚卸しする】
日常的にあなた自身の
・面白かったこと
・これを聞いたら役立ちそう
・大変だったけど笑えること
などを棚卸ししてみてください。
つまり、過去の自分の経験を振り返って、記憶を掘り下げるんです。
また、これを行うと不思議なことがおきて
日常的に「興味をひくもの」を見つける思考が生まれます。
これは僕の実体験なのですが、
世界3周の旅中、
南アフリカを訪れたときに、クラブのバーがあったんですよ。
その時、僕一人だけでしたよ。
外から見ても、ちょっと近寄り難い雰囲気で
中から、
「うっほーうっほ」
「ひゃっほい」
ゴリラみたいな声が聞こえてくるところだったんですけど
(言葉がわからないので)
普通だったら、
たぶんそこに入らないと思うんですよ。
でも、
日常的に興味をひきそうな話題を内省していたので、
ここを行った経験をだれかに話したら、
「興味ひく話題ができるかも」という思考がうまれ、
普通の人なら行かないようなところも、
なんか行きたくなるんですよね笑
もちろん、行きましたよ。
むちゃくちゃ怖かったですし、
中に入ったら、声もでかいし、何いってるのかわからないしで
はちゃめちゃでした。
そこでの詳しい内容は今回省きますが、
普段から自分の中にある面白そうだなってエピソードを探す思考を持っていると、
日常の行動にも影響していきます。
日常が変わると、
興味深い話題のストックがとても貯まります。
ぜひ、やってみてください。
【興味をひく一言を話す姿勢をもつ】
「それが難しいんだよ!」
って、思うかもしれませんが。
例えば、
あなたがテニスボールを
10m先の円の中に入れようとしたとき、
適当にボールを投げますか?
だいたい10mだったらこれくらいの力かなーって
想像しながら投げますよね?
一発で成功しないかもしれませんが、
何度か投げれば、だいたい円の近くに行きそうじゃないですか。
まさにそんな感じです。
この人だったら、
この話題をすると興味を惹くかなって
想像しながら話題を振ってみるのがいいんです。
正直にテンプレートで
「最初は天気の話題からしましょう!」
なんて学んで実践する人は、
10m先の円には、
当てはまる投げ方かもしれませんが、
人によっては、
15m先かもしれないし、20m先かもしれません。
それなのに10m先の投げ方しかしらなかったら
そりゃあ相手の円に届かないですよね。
相手は体温をもった生き物であり、機械ではないんです。
それくらいテンプレート的なやりかたは
柔軟性がなかったりします。
だからここでは抽象的な話をしますが、
大切なのは
『興味をひく一言を話す姿勢をもつ』ことなんです。
【質問をもらったら、興味をひく心がけをする】
最後は、切り返しの仕方です。
ここでも、
こう言われたらこう返せ!という具体的な方法ではありません。
先程のテニスボールの例えと同じで、
この人だったら、これが興味ひきそうだなって返しをすることです。
プロの芸人さんだってスベることはありますよね?
僕だってドヤ顔決めて、
シーン静まり返って、内心「うわー」ってことだってあります。
まぁそういうときは、ニヤリと笑ってごまかしますが笑
100%正解があると思うより、
空振りしても、そういうものだと思えばいいんです。
前回、対象者の好みを知る方法を話しましたが、
※人から好かれる2つのポイント
https://iriyama-shosuke.com/blog/2021/04/12/202104011/
前回の記事を読んでいただくことで、
この人の好みはこの辺かなっと『あたり』がつくようになったり、
好かれるポイントをつかんでいたら
よっぽど空振りはしないので
こちらの記事も、もう一度確認しておくと学びが深まります。
このように、
興味をそそる話題というのは、
自分の中にある体験を掘り出し、
行動や視点を変え、
相手が興味ありそうなジャンルにあたりをつけて
話すことで最適化されていきます。
恋愛でも、ビジネスでも
試してみてください。
次回は、
さらに踏み込んだコミュニケーション術
「相手の本音を聞き出す方法」について
話していきます。
お楽しみに。
入山彰介