タイトルとテーマの違い

 

 

入山です、

 

『タイトル』と『テーマ』を分けて考えていますか?

 

タイトルは標題、テーマは主題です!

 

「ん?えーと、何のこと?」

 

ピンとこない方は、

ぜひ最後まで読んでください。

 

また、

 

「もちろん!分けて考えているよ」

 

という方は、念のため、

最後まで読み進めてください。

 

【「知っている」は敵】なので、

知らないつもりで学ぶ姿勢が大事です。

 

今回の話は、

 

相手に響く文章を書きたいとき役立ちます。

 

具体的なテクニックの話ですが、

本質を理解して応用することで

トークにも応用できます。

 

それでは内容に入っていきます。

 

実は、

 

あなたが誰かと会話するとき、

2つの言語が存在しています。

 

『自分の言語』と『相手の言語』です。

 

普段、僕たちは何も意識しないと

自分にわかりやすい言葉を話します。

 

これが自分の言語です。

 

例えば、

 

「スポーツドリンク」と言うと、

 

アクエリアスやポカリスエットなど

人によって思い浮かべる物は違いますよね。

 

それでも、

 

「冷蔵庫にあるスポーツドリンク取って」

 

日常会話でよくある光景だと思います。

 

また、抽象的で感覚的な表現で

「辛い・面白い・〇〇みたい(比喩)」など

自分にしか分からない言葉があると思います。

 

ひどい場合は「例のアレ」とかで

特定の物を指します。

 

僕たちは『自分の言語』がある。

 

そして、

 

これは話を聞く相手も同じです。

 

自分の言語と相手の言語は違います。

 

僕の「面白い」とあなたの「面白い」は

きっと意味や中身が違いますよね。

 

コンテンツやメール等、何かを発信する際は、

話を伝えたいターゲットがいると思います。

 

そのターゲットの人に

自分の言葉を翻訳することが大事です。

 

「じゃあ、実際にどう文章を書けばいいの?」

 

具体的なステップで解説します。

 

=====================

ステップ1:

自分が書きたいテーマを決める

=====================

 

まずは、

 

自分が書きたいテーマから考えます。

 

テーマとは主題です。

 

つまり、

 

その文章で取り上げたい内容です。

 

あなたが情報発信をするときには、

自分の考えを文章にすると思うので、

 

あなたの言語でテーマを考えます。

 

=====================

ステップ2:

テーマを意識しながら文章を書く

=====================

 

テーマを考えたら、

それを文章の一番上に書いて

 

その下に文章を書き進めます。

 

自分が伝えたいことは何なのか。

 

ある程度書いたら、相手にわかるよう

翻訳することが大事です。

 

相手の言語に翻訳していると、次第に

「何が書きたかったんだっけ?」

と見失うことがあります。

 

そのときは、文章の一番上にある

テーマを思い出して、筋道を見直しましょう。

 

=====================

ステップ3:

タイトルを付ける

=====================

 

伝えたいメッセージや取り上げたい話題を

テーマにして、それを意識しながら文章を書いたら、

 

最後にタイトルを付けます。

 

タイトルはテーマと別でつけます。

 

文章を書き終わった後に、

相手からみて一番興味深そうなところや

一番強烈だった部分を使って作成します。

 

ポイントは、相手の言語で考えることです。

 

相手(ターゲット)に意味が伝わるよう

翻訳することを意識します。

 

=====================

ステップ4:

情報を発信する

=====================

 

相手にとって興味深いタイトルがあれば、

目にとまり読み進めてくれます。

 

文章の中身は、相手の言語で

あなたの伝えたいテーマについて

書かれているはずなので、

 

それを読んだ人は、あなたのメッセージを受け取ります。

 

これとは別に、キャッチーなタイトルを

最初に決める方法もあります。

 

この2つのどちらの方法を選ぶかは好みです。

 

テーマと内容を書いた後にタイトルを書くか、それとも

タイトルを決めて内容を後から作成するか。

 

僕は8割は前者を採用しますが、

 

後者の場合は、ドライテストといって、

内容を作成する前にタイトルだけ発信し、

ターゲットの反応を確認する方法があります。

 

反応が多いタイトルを使えば、中身の文章が、

より多くの人の目に触れます。

 

改めて、今回の話のポイントをまとめると、

 

・言語には『自分の言語』と『相手の言語』があること

 

・自分の中で決めた書きたいテーマ(自分の言語)があって、

 タイトルは別に用意する(相手の言語)ということです。

 

自分目線の言葉で書いた「テーマ」のままで

発信してしまうと、あまり相手に響きません。

 

タイトルとテーマを1つにしていないか

是非チェックして欲しいです。

 

=======

タイトルとテーマは別物!

=======



入山彰介

                         

          

 

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

こちらからシェア
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次