入山です、
セールスをしていて、
「売れない」のはつらいですよね。
収入がないと、どうにもできません。
売り上げがない状態であっても、
サイフからお金は出ていきます。
時間が過ぎるにつれて、お金は減っていく一方です。
企業の営業担当の方はもちろん、
自分で起業している場合であれば
商品も自分自身や自分が考えたものなので、
「売れないということは、もしかして
社会から必要とされていないのだろうか」
とかなり落ち込んでしまいます。
「明日には売れないかな?」
「どうすれば売れるのだろうか?」
常に悩まされて、食欲は落ちて、
あまりよく寝られません。
その気持ちは痛いほどわかります。
が、
実は、僕はセールスが大得意です。
勤めていた家電量販店では、
セールスマンとして全国1位の成績を
何度もとった実績があります。
今では、
生徒さん相手にセールストークの添削指導もしており、
実際に体験された方からは大変ご好評いただいています。
セールス指導をする上で、僕が生徒さん相手に
よくお伝えするコツがあります。
それは、
『自分が買った商品をよく見ること』
です。
売れない方ほど、
「相手が欲しくなるセールスは何だろう?」
と考え過ぎて、
「どうにか騙す方法はないのか?」
のような悪い方向に行きがちです。
そんな時は、実際にあなたが
過去に買ったものに注目しましょう。
なぜなら、
その商品は過去に、
あなたを動かすほど欲を駆り立て、
あなたに響いた商品だからです。
自分に響いた言葉や、
自分が買う理由となったコピーを探し、
写経するなどして自分の中に落とし込み、
自分が発信する際にそれを使えば、
自分と似た人に響くセールスができます。
また、それだけで終わらせるのは
もったいないです。
そのコピーをそのまま使うだけではなく、
自分の心が動いた体験を理解しておくことで
さらに人を動かす文章が発信できます。
物を売るのが上手い人は、
誰よりも物を買うのが好きで
たくさん買った経験がある人だと思います。
自分が買う経験をよくしているので
その体験をもとに人を動かすのが
自然と上達する仕組みです。
だから、
自分が買う理由となったポイントだけでなく
買うに至るまでに何からどんな影響を受けたか
そしてそれを自分がお客さんに対して
どのように発信していけばいいのかを
考えていくことが大事です。
そうすれば、セールスが上達します。
あなたの購買体験は
あなたのセールス力の向上に繋がります。
ぜひ覚えていてください。
入山彰介