入山です、

今回は起業初心者が混同しがちな

ある2つの要素について話します。

その「2つの要素」とは、

・セールスと

・マーケティング

です。

起業初心者にはセールスのスキルが、

そして、

起業初心者から中級者に上がるためには マーケティングのスキルが重要になります。

しかし、

この2つを混同する人も多いです。

そこで、2つの要素について、 それぞれ考えていきます。

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「セールスとは何か？」

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これは、何となくイメージできる方が

多いのではないでしょうか。

起業して間もない頃は、とにかく

売り上げを増やしたいですよね。

売り上げを増やすためには、まず、

セールスができないといけません。

セールスでは、

商品の購入を迷うお客さまに、

「きっと役に立ちます、

　ぜひ買ってください！」

と最後に背中を一押しします。

これができないと、せっかく

商品に興味がある人を集めても、

誰も何も買わずに帰ってしまいます。

ではマーケティングとは

いったい何でしょうか？

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「マーケティングとは何か？」

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実は、

マーケティングという言葉に対しては

多くの誤解や認識不足が混在しています。

・広告やプロモーション

・市場のニーズ調査や商品開発

・ブランドの構築

・販売経路の検討

どれも大切なことですが、

それらはマーケティングの一部であり、

全体を表すものではありません。

間違いではないけれども、

決して正解とはいえないのです。

一番大きなくくりで言えば、

マーケティングとは、

「何らかの価値を市場に提供し、

　その対価を得ること」

それに関する活動全般を指します。

だから、上で紹介した例は

全てマーケティングの範疇です。

一方で、

セールスの領分は、この価値を

「どのように提供するか」です。

つまり、セールスは

マーケティングの一部分なのです。

「ん、どういう関係？」

というと、

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戦略と戦術の関係

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戦略とは、

方向性や実現への行動といった

大まかなフローを示します。

一方で、戦術とは、

戦略を実行する具体的な方策です。

マーケティングは戦略、

セールスは戦術です。

ビジネスにおいては、

Aという目的を実現するために

Bという手段を設定し、

そのBを達成するために

Cという方法をとる。

のように具体化されます。

例えば、

「新規で100人のお客さんを獲得する」

という目標があったら、

「そのために無料セミナーを開催する」

という戦略があって、

「無料セミナーではこう話そう」

という戦術があります。

（超ざっくりとしたイメージです。）

良い戦略を確立できていないと

戦術だけでは成果は出ません。

中級者以上になり、

「大きな成果」を得るためには

マーケティングのスキルが必須です。

かといって、

まずは具体的なセールススキルがないと

売り上げはゼロのままです。

マーケティング（戦略）と

セールス（戦術）の違いを理解して

どちらも高めていきましょう。

入山彰介