入山です、
突然ですが、
あなたは
「何もしない時間」を作っていますか?
何もしない時間とは、
完全に休養する時間です。
「仕事が気になる〜」
「あれってどうなったかな〜」
「これもやらないとヤバい〜」
ダメです。
何もしないでください。
出来たら、
暖かい南の方に行くといいですが、
太陽の光を浴びながら
ボーと何にもしないで
休みに完全フォーカスする状態を
「意識的」にとってください。
完全に休みが取れていないと
体が疲れてくるので
色々な悪影響が起きてしまいます。
モチベーションがさがったり
集中力が落ちてきてしまい、
仕事のスピードが落ちて
クオリティもさがってしまうので、
『完全休養』がうまいか下手かで
回復度がぜんぜん違うんですよ。
完全休養は、一瞬でも良いです。
ある研究者が
テニスの世界トップレベルの
1位と2位の選手を比べたところ、
技術的にも体格的にも
ほぼ同レベルだったんですが、
毎回1位の人が勝つんです。
なんでかなって
研究を続けていったところ
大きな違いがあって、
2位の人は打ったあとカリカリして
ずっと試合モードだったのに対して、
トップの人は打った後に
だらーと
すごい気を抜いていたんです。
つまり試合途中の合間で
「休むのがうまい人」が
「世界一位」になって
ずっと気を張りつづけた人が
どうしても
一位になれなかったんですよ。
休憩がうまいことが
時に賢さやスキルなど以上に
勝敗を左右するポイントに
なってきます。
そこで、
仕事の合間の休憩のとり方として
『完全休養』を
取り入れてみて欲しいのですが、
部屋を真っ暗にして、適温にして
スマホも完全オフにして
全裸で 15-20分くらい寝るだけで
かなり休憩になるんです。
逆に
スマホや動画をみて休憩していると
あきらかに
パフォーマンスが下がるんですよ。
そういった休憩のとり方の積み重ねで
ぜんぜん違った未来に変わってきます。
『完全休養』をすることで
あなたの
パフォーマンスを大きく変化させるので
ぜひ意識的に実践してみてください。
入山彰介