おはようございます、
入山彰介の弟子チームです。
今日は、
「オーバートレーニングは避けなさい」
というお話をします。
「オーバートレーニング」とは
筋トレのしすぎという意味です。
筋トレは
やる気ホルモンを出すのに効果的ですが、
やりすぎに注意が必要です。
武術好きで自然体がいい
という師匠からの正しい方法もお伝えします。
オーバートレーニングは師匠が掲げる
肉体進化と相反することになります。
ぜひ認識して向き合って欲しいです。
ところで、あなたは1930年以降
スポーツ界は「退化」していることを
ご存知でしょうか?
一見すると世界記録などの
「見かけ上の数字」だけは伸びています。
でも、ドーピングや薬物で体を
無理やり大きくし始めてから
退化が始まったんですね。
ここ数年では特に
ドーピング検査強化後に国レベルで
出場出来なかったスポーツ大国もあります。
本当の意味で身体能力高いのは、
戦前の飛脚や古武術家といった
自然に力強い存在のことを言います。
飛脚の中には、
江戸から大阪までのおよそ500kmの
道のりをわずか3日程度で移動していました。
1日8時間移動したとすると
2時間あたりほぼ42kmですね。
フルマラソンで42.195kmの距離を
世界記録だと2時間1分台です。
世界記録走者ペースで3日間移動した後に
同じ距離を戻ることの繰り返しでした。
戦前の日本人の身体能力はケタ外れです!
他にも「米俵を数個」を肩に乗せている
小柄な一般女性の姿の写真が残っています。
それに対して筋肉を
ドーピングで大きくした体は
硬く瞬発力もない印象を受けます。
実際スポーツでの怪我の要因に
体の硬さが挙げられます。
特にマシントレーニングによって
不自然に大きくしています。
そこではオーバートレーニングが
取り入れられています。
いわゆるアメリカ式の
ビッグマッスルっていうイメージですね。
ボディービルダーでなくても
ステロイドで巨大化した
大リーガーやアメフト選手が
その典型的な例です。
それに対し、
大リーグに挑んだイチローさんは
これとは逆のやり方で大活躍しました。
打席に立つ前でも
四股を踏む姿は有名な彼のルーティンですね。
最後の最後までストレッチをして
体をほぐしてから打席で構える姿は
古き良きサムライを思い描きます。
イチローさんの大活躍を見ても
自重を活かした運動はバランスが良く
負荷も良い具合ということがわかります。
渡米してから体が大きくなって
活躍できなかった日本人が多くて残念です。
ストレッチで体を充分ほぐす以外では、
サーキットトレーニングを
師匠もかなりおススメしています。
高速インターバルトレーニングと
有酸素運動を取り入れた自重のみで
マシンを使わない運動です。
筋力の増強と持久力の向上が効果的です。
やり続けると進化します。
成功者の多くが取り入れています。
メンタリストDAIGOさんもその一人です。
最近ではビジネス系
YouTuberとして活躍していますね。
一件ひょろっとした細身の体型ですが
バキバキの腹筋を動画で観て驚きました。
マシンを使わないので
身体へのダメージも少なく
世界中どこでも出来ることも重要ですね。
オーバートレーニングにならないように
避けるマインドセットとして
・食べ過ぎ
・刺激が多過ぎ
・やり過ぎなこと
などがあげられます。
薬物を使ったトレーニングは
ケミカルに特に注意が必要です。
やりすぎだとか
デカすぎとか
何事にも程々に
極力自然なやり方を取り入れる
ということがポイントです。
筋肉質でデカい体に
カッコ良さだけを求めている方は
特に要注意です。
ハリボテのように大きく
見せかけだけにならいでください。
本質的な意味での
強さの中に優しさや柔軟性のある
「中身が伴う人」をめざしてみてください。
あなたも今日から
本質的な肉体進化をして身体と共に
マインドの進化をしていってください。
では、今日も最高の1日を!
入山彰介の弟子チーム