器の大きさはどこで見るか

おはようございます。

入山彰介の弟子チームです。

 

突然ですがあなたに質問です。

 

なぜ、知識よりも想像力が大切だと

アインシュタイン博士は言い張ったのか

 

あなたは説明できますか?

 

タイムマシンのデロリアンに乗って

未来と過去を行き来し、

 

歴史を変える映画

バック・トゥー・ザ・フューチャー

 

小学生のころにハマって何度も見た

好きな映画の1つです。

 

ボサボサとした白髪頭に実験用の

白衣を着ている”ドク博士”

 

トイレで滑って頭をぶつけた際に、

「次元転移装置」のビジョンが浮かび、

 

それから30年かけて家も財産もすべて

つぎ込んでタイムマシン、デロリアンを

完成させます。

 

子どもの頃にみたインパクトが

強かったのか「博士」といったら

 

白髪のボサボサ頭に白衣

 

というイメージが定着してしまいました。

 

実は、このモデルとなったのが

アインシュタイン博士だそうです。

 

ちなみに映画の中で、

ドク博士が飼っている犬の名前は

「アインシュタイン」です。

 

物理を勉強していない人でも

相対性理論といえば、、

 

アインシュタイン

 

と反射的に名前が出てきます。

 

ブラン運動の理論的解明、特殊相対性理論、

光量子仮説、質量とエネルギーの等価性、、

 

すごい功績を残した偉大な物理学者

とは知っています。

 

が、

 

具体的になにがすごいのか、

説明してください。

 

と、いわれても

 

なにも出てきません…。

 

すいません。。。

 

知っていることは、

舌をだしている写真と相対性理論を発見した人

ぐらいしかありません。

 

まぁ、具体的なすごいことについては

いったん置いていて、

 

天才的頭脳を持つアインシュタイン博士は

 

なぜ、想像力がもっとも重要だと

言い張ったのか?

 

博士の格言にこんな言葉があります。

 

「想像力は、知識より大切だ。知識には限界がある。

想像力は、世界を包み込む」

 

言葉を紐解いてみると

「知識」よりも「想像力」推しです。

 

というか、

 

「想像力」ってそもそもなに

と思いませんか?

 

想像力ってなんなんだよーと。

 

Wikipediaで調べると、

 

想像力(イマジネーション)とは

目に見えないものを思い浮かべる

能力のことである。

 

人は目で見、耳で聞き、手で触れる

現実の他に、想像力で作り出した世界を

自分の現実にすることができる。

 

と書かれています。

 

つまり、経験や知識が無いと

想像もできないんですよね。

 

想像力、想像力、想像力

 

といっても前提条件がなければ

想像することは不可能なんです。

 

想像力という言葉を切り取って

それだけにフォーカスしすぎると

 

現実が見えなくなり、ただの妄想に

なってしまいます。

 

妄想とは、

 

明らかに間違った内容を

信じてしまい、

 

周りの人たちが訂正しようとしても

自分では受け入れられない考えのことです。

 

妄想と想像力は違います。

 

「そんなことはない」

 

と否定するときには、

幻覚や妄想の可能性があります。

 

妄想と想像力は違うんです。

 

妄想=自分の世界

想像=全体の世界

 

です。

 

特にビジネスをしている起業家ならば

想像力を発揮する能力は大切です。

そのためには前提としての

知識や経験が必要ですよね。

 

なにか新しいアイデアや発想を

生み出す時に想像をする。

 

ということは考えられるのですが

多くの人が

 

「忘れている想像」があります。

 

この忘れている想像力があれば

愛に満ちた世界が広がり、

 

世の中は平和になるのでは

とも思います。

 

多くの人が栄養不足になっている想像

 

それは、

 

「人の感情を想像する」

 

ことではないでしょうか。

 

想像力を働かせるといったら、

なにか物理的なものを具現化することに

フォーカスしています。

 

確かに具現化することは

目に見えることなのでわかりやすいです。

 

けど、

 

具現化するためには前提として

誰かの支えや、助けや、教えを

必要とするのではないでしょうか。

 

なぜなら、

 

僕たちは誰一人として

ひとりでは生きていけないからです。

 

人の感情を想像する

 

起業家にとってはめちゃくちゃ重要な

スキルの1つだと考えています。

 

ぼく自身も文章を書いているのですが

文章を読んでくれる人はどんな感情なのか

ということを意識して書いています。

 

意識して書かないと人に見せる

必要がない文章になるからです。

 

人の感情を意識しなければ文章は

メッセージにならないんですよね。

 

「なにが言いたいの?私には関係ないこと。」

 

と、読まれなかったら書いた文章は

ゴミになります。

 

で、人の感情を想像することで

大切なことは、

 

妄想にならないことです。

 

自分の世界に入ってはダメだ

ということです。

 

「そんなことはない」

 

といった思い込みの世界に入って

客観的に見えなくなるからです。

 

もちろん自分の世界に入ることは

素晴らしいことだと思います。

 

が、

 

コミュニケーションを取る場合には

客観的にいろいろな角度から

 

視点をずらしてみて物事をみる

ということが大切です。

 

「決めつけない」

 

ということが、

 

妄想の世界に入らない

唯一のマインドセットです。

 

著書「人を動かす」でこんなエピソードがあります。

 

ニューヨーク犯罪史上、稀に見る凶悪犯

「二丁ピストルのクローレー」

 

クローレーは「針の先ほどのきっかけでも

簡単に人を殺した」という。

 

車を道に止めていると、警官に

「免許証を見せたまえ」と言われた。

 

クローレーはピストルを取り出し、

物も言わずに警官に乱射した。

 

そんな彼が処刑される時に言った言葉がある。

 

「自分の身を守っただけのことで、こんな目に合わされるんだ。」

 

人間は、たとえ自分がどんなに間違っていても、

決して自分が悪いとは思いたがらないものだ。

 

いろいろな視点から物事を見れる

視野の広さが、

 

人としての器の大きさ

 

なのではないでしょうか。

 

人の感情に多く触れてみてください。

 

人の感情に触れることが、

人の感情を想像する前提条件となるからです。

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

 

入山彰介の弟子チーム




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