入山彰介オフィシャルブログ
3成功マインド

夏目漱石、村上春樹に共通する普通のこと

こんにちは、

入山彰介の弟子チームです。

 

あなたにも思い当たる節が

ありませんか?

 

スイスの法学者で哲学者、

政治家でもあるカール・ヒルティは、

自身の仕事のやり方について

こう語ったそうです。

 

============

「まず、何より肝心なのは、

思い切ってやり始めることである。

 

仕事の机に座って、心を仕事に

向けるという決心が結局

一番難しいことなのだ。

 

一度ペンをとって最初の

一線を引くか、あるいは鍬を握って

一打ちするかすれば、

 

それでもう

事柄はずっと容易になっている

のである。

 

ところが、ある人たちは、

始めるのにいつも何か足りなくて、

 

ただ準備ばかりして、

なかなか仕事にかからない。

 

また、他の人たちは特別な

感興の湧くのを待つが、

 

しかし、感興は仕事に伴って、

また、その最中に最も湧きやすい

ものなのだ。

 

仕事は、それをやっているうちに、

前もって考えたのとは違ったものに

なってくるのが普通である」

============

 

ぼくはこのヒルティの言葉に

触れた時に

 

グサッと胸に刺さりました(笑)

 

ぼくら弟子チームは、

「好きなことで稼ぐ」をテーマに

師匠から教わったことを、

 

こうやって文章にして

あなたに読んでいただいています。

 

ところが、

 

ぼくに限っては、最初の一行を

書き出すまでが長いんです。

 

腕組みしたところで何も

アイデアが浮かばないので、

 

あれこれと理由をつけては、

なるべく机の前に座るのを

遅らせようとしちゃっています。

 

コンビニに出かけて夜食を

買い込んだり、

 

音楽を聴いて心を落ち

着かせようとしたり…。

 

で、

 

そうやってグダグダやるうちに

時間がなくなり、仕方なく机につく。

 

すると、、

 

いざ書き始めてみると、

あんなに悩んでいたのが

ウソのように、

 

次々にアイディアが浮かんでくる

ことが多いんですよね。

 

そう、あれこれ悩むより、

とにかく書き始めるに限ります。

 

すると、腕組みして悩んでいた

ときに比べ、

 

格段にアイディアが浮かぶ

確率が高まるからです。

 

優れた創作活動を行っている

人たちは、

 

決して腕組みして、アイデアの

インスピレーションが湧くのを

待っているわけではなく、

 

ルーティーン的に机の前に座り、

とにもかくにも「書き始める」

ことで、アイデアを降臨させています。

 

なぜなら「書き始める」ことこそ、

アイデアが降臨する最も近道だからです。

 

明治の文豪、夏目漱石は芥川龍之介に

あてた手紙でこう述べています。

 

=============

「ぼくは相変わらず『明暗』を

午前書いています。心持ちは苦痛、

快楽、機械的、この3つをかねています」

=============

 

毎日午前中、決まった時間に

決まった分量だけ書いていた

といいます。

 

夏目漱石は、創作の源が、

「とにもかくにも書き始めること」

とわかっていました。

 

同じことは、かの村上春樹さんも

エッセイの中で証言しています。

 

============

毎日決まった時間に机の前に座り、

マックを立ち上げてキーボードを

叩くようにしている

============

 

そうすることで自然と文章が降臨し

書けるようになるらしいのです。

 

結果が出ない人に共通して

言えることは、

 

「なぜ?」が多く

行動していないことがあります。

 

なぜそれをやるの?

なぜそのやり方でやるの?

なぜうまくいかないの?

 

「なぜ」を問うことは悪いことで

はないのですが、

 

「なぜ」に依存すると

行動する足枷になります。

 

なぜという質問は

行動する理由を問いかけて

いるからです。

 

だから、明確な理由がなければ

行動するキッカケにならないのです。

 

人はキッカケがなければ

行動しないようにプログラム

されています。

 

しかし、

結果を出す人は、行動しながら

「なぜ」を確認しています。

 

順番が逆だったんです。

 

大切なことなのでこれだけは

覚えてほしいのですが、

 

============

『まず何よりも肝心なのは、

思いきってやり始めることである』

カール・ヒルティ

============

 

とりあえず書き始める。

 

ぼくはルーティーンに取り入れようと

決心をしました。

 

あなたも、とりあえず

決心したことを

始めてみてみてください。

 

人生が変わるかもしれない

キッカケになるかもしれませんから。

 

では、また!

 

入山彰介の弟子チーム

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