おはようございます。
入山彰介の弟子チームです。
量より質か?質より量か?
勉強するには一体どっち?
勉強するときどっちを選択するべき
といった問題があります。
まるで卵が先か鶏が先か、
どっちなのぐるぐるとループに
ハマってしまう。
初心者が陥りやすい勉強の
プロセスについてお話します。
結論から言ってしまうと
「いまどのレベルにいるか」で
優先順位が変わります。
なぜなら、
学んだ知識を実践で使えるように
なるためには
インプット→アウトプット→振り返り
→インプット→アウトプット→振り返り…
というプロセスを繰り返します。
しかし、
学習の初期段階では、
インプットのレベルが追いついて
いないのでアウトプットはまだ早い。
もう少しレベルが上がってから
アウトプットしようと考えがち。
以前の僕もそうだったのですが、
質にこだわってしまう傾向にあります。
完璧を目指そうとしてしまうんですよね。
理由は簡単なのですが
恐怖心があるからです。
特に他者に評価をもらうアウトプットは
怖いんです。
見下される、バカにされる、
使えない、ダサいと思われる。
他人からどう思われるかという
恐怖の感情が湧いてきて、
行動が止まってしまいます。
なので行動に躊躇してバシっと
行動できない。
ネガティブな評価を恐れるあまり
質を重視すべきなんじゃないか。
と考えてしまうんです。
でも、質を求めたところで
量をこなしていかないと質が
見えないのも事実です。
客観的に自分のレベルをみて
判断することが必要です。
ビジネスマンに人気のあるスキルに
コミュニケーション能力があります。
もはやコミュ力は必須のスキル
ということは多くの人が認識して
います。
コミュニケーションを学ぼうと
書店に行ってもらったら分かるかと
思いますが、
コミュニケーションを一言で
言ってもめちゃくちゃ幅広い。
コミュニケーションってどうやって
学べばいいのか迷子になる世界です。
言語情報と非言語情報
話し方と聴き方
質問の仕方と質問の答え方
ロジックと感情的表現、見た目
ざっとコミュニケーションを
学ぶことも細分化するとこれだけ
あります。
勉強の初期段階で陥りやすい過ちは、
ある一部分の質にこだわりすぎて、
全体が見えなくなってしまうことです。
話し方をいくら学んでもそれ以外が
平均点以下ならば、
コミュニケーションという
概念においてコミュ力は低いと
評価されてしまいます。
これを防ぐためには、
まず学習の初期段階では
「量」をこなして全体像を
つかんでから「質」を磨いていく
必要があります。
要は「量」というのは幅の広さで
「質」というのは深さを掘っていく
ことなんです。
ある程度コミュニケーションについて
学習している人が「量」をこなしても
専門性という「質」は磨かれない
からです。
学習の初期段階は
お金、時間、身体的なリスクを
考えがちです。
戦力不能になる致命的なリスクは
避けたほうがいいのですが、
小さなリスクの先にはチャンスが
埋まっています。
量が先か?質が先か?
いまのレベルに適した選択をして
実践してみてください。
とりあえずまず言えることは
最初は小さなリスクならば、
ガンガン攻めたほうがその後の展開は
効率が良さそうです。
では、また!
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
入山彰介の弟子チーム