「殺生与奪の権」を握る必殺技

おはようございます、

入山彰介の弟子チームです。

 

「生殺与奪の権を他人に握らせるな」

という言葉があります。

 

鬼滅の刃でもおなじみの、

登場人物のひとり、

 

冨岡義勇(とみおかぎゆう)が

放つセリフとして使われています。

 

ざっくり要約すると

「相手の命を思うままにする権利」

です。

 

「生殺与奪」という言葉は、

古代中国の思想家「荀子(じゅんし)」

が残した著書に記されている

 

「殺生興奪(せっしょうこうだつ)」

という言葉が由来だそうです。

 

昔の古代中国では、

国王が殺生与奪の権力を握って

いました。

 

現代で言うと、

 

昭和感たっぷりなゴリゴリ

営業会社の社長や、

 

ポジションの上下関係に厳格な

主従関係を尊重している、

体育会系気質の社長が、

 

「殺生与奪の権」を持っている

イメージがあります。

 

この言葉を耳にしたとき、

いろんな意見、賛否両論あるかと

思うのですが、

 

ぼく自身は、

先頭に立って人を引っ張っていく、

牽引していくリーダーのポジションに

置かれている人は、

 

必要なマインドセットではないかと

考えています。

 

リーダーはもちろんのこと、

マーケティングにおいても、

守るべき大切な人がいる人も、

 

この考えが必要ではないのかと

考えています。

 

「あなたって残酷ですね、恐ろしいです」

 

と思われた読者の方もいるかと

思いますが、

 

なぜ、リーダーやマーケティング

において、そして守りたい人がいる人も、

 

「殺生与奪の権を他人に握らせるな」

 

の考え方が必要なのかをお話します。

 

=========

ビジネスの本質って

=========

 

ビジネスをする上でもっとも大事な

ことってなんですか?

 

という質問をすると、

10人いたら5人以上は「信頼」と

言います。

 

ちなみにですが言葉の定義を

決めておきます。

 

よく似ている言葉として、

「信用」という言葉があります。

 

「信用」と「信頼」ってどう違うのか

ってことは、ぼくもなんとなく使って

いたのですが、

 

師匠に、「言葉を尊びなさい」と

教えられてから、言葉の意味を

調べるようになりました。

 

「信用」と言うのは、

これまでの過去の言動や実績から

なるもの。

 

「信頼」と言うのは、

これからの未来の行動を信じて

頼りにすること。

 

時間軸が違います。

 

たとえば、

 

『S君はいい人なんだけど、K君と結婚するわ』

 

ドラマなど恋愛系のストーリーを

見ていると、

よくありそうな展開ですよね。

 

この場合、

S君とはある程度の友達付き合いで、

 

おそらくK君は、

もっと短い付き合いからの結婚。

 

S君は信用しているけれど、

信頼はない。

 

K君は信用はS君ほどないけど、

信頼はS君よりもある。

 

ビジネスにおいては、

 

信頼>信用

 

という方程式が成り立つん

ですね。

 

時間をかけてコツコツと

「信用」を「信頼」に変えることが

できればいいけど、

 

必ずしもそうならないって

ことです。

 

ビジネスにおいては、

「信頼」を構築して、後から信用を

積み立てればいいことなんです。

 

では、信頼ってどうやって構築するの?

が気になりますよね。

 

=========

信頼を構築する方法とは

=========

 

「信頼」とは

「未来の行動を信じて頼りにする」

ことです。

 

つまり、

 

信頼=これからの接触頻度×すごい(インパクト)

 

です。

 

インパクトとは、

 

・誰が言うのか

・どんな言葉で伝えるのか

・どんな接触方法か

 

で変化します。

 

例えば、

 

・専門家or一般人

・言い切るor言い切らない

・個別>グループ>zoom>電話>SNS

 >メール>ブログ>広告

 

などです。

 

その人のことを信頼していないのに、

販売やセールスをすると人は、

離れていきます。

 

信頼を構築しなければ、

ビジネスは成り立たないんです。

 

恋愛についても「信頼」を

構築しなければ始まらないのと

同じですよね。

 

=========

大切な人を理想の未来に導く

=========

 

信頼を構築してから、

ビジネスも恋愛も始まります。

 

もっと言うなら、

人の感情が動くときは「信頼」から

なんですよね。

 

で、冒頭にお話した、

「生殺与奪の権を他人に握らせるな」

という言葉に戻ってくるのですが、

 

ぼくは、「殺生与奪」を

「信頼」と置き換えて考えてみたんです。

 

誰に「信頼」しているのか、

ということです。

 

自分自身か、他者か、あなたか、

誰かになりますが、

 

その権利をあなた以外の人に

握らせると、

 

ビジネスはもちろんのこと、

人間関係全般的にあなたよりも

他社が優先になってしまう恐れが

あります。

 

恋愛で考えると、

ぼく自身も経験があるので怖い

ですよね。

 

言葉を理解せず、

「信頼」と「信用」の違いがわからず、

「信用」があるから大丈夫!

 

だと意気揚々としていたのですが、

気がついた時には、

彼女は他の男性の元へ、、、

 

なんてことは数回ありました…。

 

もしこのことを理解していたのなら、

「信頼」を築くことに時間を

かけていたと思います。

 

この記事を読んでくれている

読者のあなたにも大切な人が

いるかと思います。

 

彼氏彼女であり、パートナーであり、

お客さんであり、仕事関係の仲間であり、

友人であり、

 

いるかと思います。

 

「信用」はこれまでの関係で

築けているかとは思います。

 

今日から「信頼」を構築することに

挑戦してみてください。

 

大切な人を守るためには、

 

「生殺与奪の権を他人に握らせるな」

『「信頼」与奪の権を他人に握らせるな』

 

というマインドで挑戦してみて

くださいね。

 

きっと、

 

あなたの未来も挑戦によって

変わるはずです。

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

入山彰介の弟子チーム





この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

こちらからシェア
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次