「思考」には「思想」という前提があった

おはようございます、

入山彰介の弟子チームです。

 

「思想」と「思考」は違います。

 

「思想」とは考え方のベースとなる考え

「思考」とは知識や経験などを元に考えること

 

恥ずかしながら言葉の違いをホント

さいきん知りました。

 

まぁ、これまでに色々な出来事を

カミングアウトしているので

今さら感はありますけど。

 

文章を書くことを続けていると、

言葉の意味や定義を調べるように

なりました。

 

なんでか、

 

ぼくが認識している言葉の意味や定義

あなたが認識している言葉の意味や定義

 

これがズレてしまうと、

メッセージが伝わらないからです。

 

だから、

 

ぼく自身が言葉を理解しているか

言葉をどういう意味で認識していたか

確認作業のため調べています。

 

冒頭でお伝えした、

「思想」と言うのは考え方のベースです。

 

たとえば、

 

思想といったら多くの人が宗教を

思いつくのではないでしょうか。

 

豚肉を食べてはダメ

ある時期にはメシを食べてはダメ

浮気をしてはダメ

 

とか。

 

ぼく自身の思想は、

 

朝起きたら冷たい水を飲む

お金よりも大切なのは時間の使い方

インプットしたら必ずアウトプットする

浮気はバレなければ浮気ではない

 

最後の思想はウソです。

 

人にはそれぞれ考え方のベースや

軸となるものがあります。

 

視点を変えてみると「思想」とは、

その人が信じていて守るべき考え

その人が信じている「信念」です。

 

それに対して、

 

「思考」は「思想」というベースがあって

考えることです。

 

ぼくの「思想」について例えてみると

 

朝起きたら冷たい水を飲む(思想)

→習慣化するにはどうする?(思考)

 

お金よりも大切なのは時間の使い方(思想)

→時間を効率よく使うには?(思考)

 

インプットしたら必ずアウトプットする(思想)

→アウトプットの方法は?(思考)

 

信じている「思想」があって

それを軸に「思考」をします。

 

ここまで伝わっていますか?

 

ではさらに続けますね。

 

「思考」の具体的なテクニックは、

 

・論理的思考

・システム思考

・MECE

・演繹的思考

・帰納的思考

 

などなど多くあるので興味ある人は

調べてみてください。

 

ここでは伝えたい方向がズレてしまうので

割愛しますね。

 

人には「思想」という信じている軸があって、

それを基準にして「思考」します。

 

さらに、思考から発展することを

「発想」といいます。

 

また、ぼくの「思想」を例にしてみると、

 

朝起きたら冷たい水を飲む(思想)

→習慣化するにはどうする?(思考)

→習慣化するまでチェックリストに記入(発想)

 

お金よりも大切なのは時間の使い方(思想)

→時間を効率よく使うには?(思考)

→毎日振り返り日記をつける(発想)

 

インプットしたら必ずアウトプットする(思想)

→アウトプットの方法は?(思考)

→気になる単語をメモしブログで書く(発想)

 

こんな感じで頭の中で

 

思想→思考→発想

 

という順番で言語化しています。

 

つまりですよ、

 

すべての行動の基準となる

ベースは「思想」です。

 

だって、

 

豚肉を食べてはダメという

「思想」ならば、

 

そもそも、

 

豚肉をどうやって食べようか

豚肉を美味しく食べる方法

豚肉の美味しいお店

 

は「思考」しません。

 

豚肉という世界観が無いのです。

 

多くの人は「思考」にフォーカスします。

 

結構、「どうやって」という解決方法に

こだわるのですが、

 

ここまで読んでいただいた

読者のあなたには伝わったかと思いますが、

 

いかに「思想」が大切かがわかって

いただけたと思います。

 

大切なのでもう一度言うと、

 

「思想」から「思考」が生まれる。

逆を言えば「思想」ない「思考」は

ありえません。

 

気がついていないだけで、

誰もが「思想」をもっています。

 

それは過ごしてきた環境の中で

自然と身についているものだからです。

 

過ごしている環境が同じならば

同じように考え、同じように行動します。

 

同じような概念のことを

多くの人は「常識」と言います。

 

常識とは当たり前のこと、当然のことです。

 

家族での常識

学校での常識

会社での常識

日本人の常識

所属するコミュニティの常識

 

思想=あなたの常識と定義したのならば、

 

向上心ある読者のあなたは、

この「思想」を鍛えたいと思いませんか?

 

「思想」を磨くこと

「思想」の幅を広げること

「思想」を知ってみること

 

では、

 

思想を鍛えることをお伝えしますね。

 

ここまでおさらいすると、

 

思想から思考が生まれる

思考から発想が生まれる

発想から具体的な行動が生まれる

 

です。

 

行動の元となるのは

「思想」ということでした。

 

では、この思想を鍛えるには

どうすればいいのか「思考」してみると、、

 

「思想」を鍛えるには、

新たな出会いが必要になります。

 

つまり、

 

「旅をすること」

 

です。

 

旅をすることは、

新たな発見の連続です。

 

なぜなら、

 

あなたのいる現在地より

距離が離れれば離れるほど、

 

あなたの常識が通用しなく

なっていきます。

 

地理的なことから、

気候的なことから、

民族的なことから、

宗教的なことから、

 

文化が変化するからです。

 

さまざま要因が加味しあって、

文化は異なります。

 

文化が違うということは

常識も異なります。

 

つまり、

 

「思想」も違うってこと。

 

いままで当然だと思っていた

あなたの「思想」は旅をすることで

 

客観的に自分を見つめ直す

きっかけとなります。

 

ちなみにですが、

入山師匠は世界を3周しています。

 

多くの「思想」に触れたからこそ

新たな「思考」が生まれ、

 

人が思いつかない「発想」になるのだなと

改めて思うのでした。

 

旅といったら難しく考える人が

多いのですが、

 

旅の目的は新たな発見です。

 

行ったことのない街に行ってみる

乗ったことのない電車に乗ってみる

方言のある地方出身の人たちと話してみる

 

こんな小さなできることから

始めてみることも、

 

あなたの「旅に出る」ことに

繋がるのではないでしょうか。

 

ぜひ週末ははじめての街に

遊びに行ってみてくださいね。

 

では、また!

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

 

入山彰介の弟子チーム




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