こんにちは、
入山彰介の弟子チームです。
作業をしているつもりが、
気になるたびにLINEを
チェックしたり、
SNSに時間を取られ
作業から脱線してしまったり、
関係のないウェブサイトを
いつまでも見たりして、
時間をムダに過ごしてしまった
という経験がある人は
ぼくだけではないのかな
と思います。
時間を「なんとなく」
使ってしまった…
なんてことは、
一度はありますか?
さまざまな方向に時間の
使い方が分散している
ということなんですけど(汗)
人生をなんらかの形で
変えたいなら、
すぐに実行できる
最も早い方法は、
【時間の使い方を変える】
ことです。
仕事の時間でも、
自己研鑽に使う時間でも、
ネットや読書をする時間でも、
さまざま時間の使い方が
ありますが、
それがいつしか惰性に陥って
ムダに時間を過ごしてしまった
と感じているのなら、
最後まで読んでみてください。
「なんとなく」の時間でも
繰り返すとやがて膨大な
蓄積となります。
同じ時間でも集中的に
ブログを書いたら、
運動をしたら、
瞑想をしたら、
読書をしたら、
質の高いクリエイティブさを
発揮することにつながりますよね。
時間の使い方を意識するために
おすすめなのが、
”締切時間を設定して
作業時間をタイマーで管理する”
ことです。
締切時間を設定して仕事をすると、
ちょうど締切の日に仕事が終わる
という体験はありませんか。
ぼくは夏休みの宿題は
毎年新学期が始まる8月末
ギリギリになっていました(笑)
なぜ、
締切の1日前や2日前ではなく、
その日に終わるのか?
歴史学者に
シリル・ノースコット・パーキンソン
という人がいるのですが、
イギリス帝国が縮小時に
役人の数が増え、
仕事の量はそれに合わせて
減るのではなくむしろ増えていた
という現象の観察を通して、
それを後に
「パーキンソンの法則」
とまとめています。
『仕事は、それに対して与えられた
時間をちょうど埋めるように増えてしまう』
つまり、締切を2週間先にしたら
ちょうど2週間先に、
1週間先にしたらちょうど
1週間先に終わるように、
ぼくたちは仕事をしてしまう
傾向にあるんです。
締切が先にあると思うと、
無意識のうちにペースを
落としたり、
余計な作業を付け加えたりして
ちょうど締切に終わるように
してしまうんですよね。
なので、
現実の締切よりもずっと前に
自分だけの締切を設定して
そこに作業をすると、
短時間でクオリティを下げずに
作業を進めることができます。
タイマーで管理するのは、
「時間分解能」を上げること
ができるからです。
時間の区切りを作ることで
仕事に集中しやすくなります。
時間の経過が見えるので、
やるべき仕事に集中せざるを
得なくなるんですよね。
小分けに締切を作って
終わらせていくイメージです。
試してもらえればわかりますが、
時間を効率的に使えます。
逆に、
制限がなければ、時間の使い方は
必ず肥大化します。
最初から
「仕事や義務はこの時間内に終わらせる」
と仕組みを作ることで、
効率化のきっかけになります。
人生の何かを変えてみたいと
思っている人は、
まずは小さなことでいいので、
こうして時間の使い方を
変えてみてください。
毎日の変化を変えるのは習慣です。
習慣を変えるのは大きな
決心をしたり歯を食いしばって
努力したりする
ってことではなく、
毎日の小さな行動を入れ替えて
いくことがやがて大きな変化を
もたらします。
小さな習慣を繰り返すところから
始めてみてください。
では、また!
入山彰介の弟子チーム