こんにちは、
入山彰介の弟子チームです。
ぼくはときおり本屋に
フラッと行くことがあります。
そこは地下1階から9階まで
まるまるビルの1つが書店です。
さすが、ビル一棟本屋だけあって
コミックから雑誌から専門書まで
幅広く深い品揃えがあります。
で、僕が真っ先に向かっていく
カテゴリーのコーナーは
ビジネス関係なのですが、
毎週、本の売れ筋ランキング
トップ10がひな壇になって
飾られています。
最近だと、
自己啓発系、
投資などお金に関する系、
コミュニケーション系、
仕事のやり方、進め方に関する系、
が目立っています。
読書で得た知識や情報を
リアル世界に活かすことが
できたら
「現実が変わっていくのにな」
と思いながらも
多くの人が、
頭でわかっていても、
なかなか行動できない。
だから、
自己啓発系、潜在意識の本が
ランキング入りして
売れているんですよね。
自己啓発、ダイエット、モテ、
筋トレ、コミュニケーション
といった
分野の本がなんども、表現を変えて
ランキング入りするのは
同じ理由だと思います。
これらのジャンルはほとんどが
リピーターによってマーケットが
支えられている
といっても言い過ぎではない
かもしれません。
つまり、
「やりたいけど、続かない人」
がターゲットです。
彼らが繰り返し同じような本を
買っているんですよね。
あっ、そう言うぼくも
ご多分にもれず、
似たような本が何冊もあります(笑)
読書をする目的は、
リアル世界を変えるための
武器をそろえるためです。
その武器を持って、
リアル世界にうち出ていく
ことが大切で
それができなければ、
ただの頭でっかちになる
だけですよね。
知識だけ持っていても
行動できなければ意味がないからです。
反対に、行動力はあるけれど、
頭は空っぽっていうのも現代では
生き残るのは難しい。
結局、人生はリアル世界!
リアル世界を変えなければ
意味はないんです。
リアル世界を攻略しなければ
意味はないんですよ。
読書だけ、知識だけ、行動だけでは、
リアル世界では何の意味もない。
だから、大切なのは
読書を通じて、
頭(情報)→身体(行動)と
身体(行動)→頭(情報)
の両方向の回路を強化して
リアル体験を増やすことが必要
なんですよね。
現実を変えるには、
知識、情報、行動は並行して
経験値を積んでいくってことが
大切なわけです。
それから、
もうひとつ付け加えると、
現実を変えるのに必要なことは
リアル体験したことを
客観視することが重要です。
リアル世界を変えてきた
人たちに共通していることは
自分を客観視するスキルが
めちゃくちゃ高いです。
凡人からは、
耳にタコができるほど
「すごいですねぇ」
と言われる人たちに
共通していることは
自分のことを研究しています。
自分を知ることって
意外と難しいんですよね。
たとえば、
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自分を知ることぐらい
大切なことはないのだ。
なぜかといえば、自分を知る
人々には自分の益となるものが
何であるかわかり、
自分にできることとできない
ことを見分けることができる。
(ソクラテス)
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(人が、自分が)成長するには、
ふさわしい組織でふさわしい仕事に
つかなければならない。
基本は、得るべき所はどこかである。
この問いに答えを出すには、
自らがベストを尽くせるのは
どのような環境かを知らなければ…
(ドラッカー)
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『自分を知る』ってこと
について、多くの偉人たちが
格言を残しています。
それだけ人生において
自分のことについて
「知る」って大事なんだけれど、
自分について客観視するのは、
就活のときぐらい
って人がほとんどですよね。
多くの人が、
自分を客観視できないがゆえに、
人生が不自由になってしまってます。
自分の目線からしか世界を
見ることができないから、
見える範囲は限りなく狭い。
けど、
仮に上空から自分を客観視
できれば世界はグーンと広がります。
そうしたら、
成功者の仲間入りできる確率も
グーンと上がる。
結局、
ビジネスで成功する秘訣は
「自分を高く売れる場所で勝負する」
ということにほかならない。
にもかかわらず、
多くの人は自分の能力アップ
ばかりに目がいき、
資格をとったり、
学校に通ったりするわけだけど
あまり意味がないんですよ。
それよりも重要なのは、
「自分を高く売れる場所で勝負する」
ことなわけだから、
リアル体験と自分を客観視する
視点が重要なんですよね。
自分を客観視するのに
オススメなのが、
体験という非言語を
「書く」という行為です。
自分が考えたこと、
自分が感じたこと、
自分に起こったことを
書いてみてください。
書くという行為は、一度、
思考して言葉に変えていくから
自分を客観視する上で有効ですよ。
ぜひ試してみてください!
では、また!
入山彰介の弟子チーム