新しいものが気になるのは本能

こんにちは、

入山彰介の弟子チームです。

 

あなたが最近、

最後に入ったコンビニ。

 

そこで何を買いましたか?

 

そして、それを買った

「理由」はなんですか?

 

パッケージに惹かれて?

それとも友だちの薦め?

もしくはCMが気に入ったから?

 

恐らく、そのどれも

違うのかなと思います。

 

なぜなら、あなたはそれを

「ただ、なんとなく」

買いました。

 

いま思えば、特に欲しかった

品物でもないですよね?

 

気がついたら買い物カゴに

入っていた、、

 

そんなところだと思います(笑)

 

実は、

人の「買う理由」って

よくわかっていないんですよね。

 

広告会社の社員も、

マーケティングの専門家も、

脳科学者たちも、

 

そのメカニズムについて、

明確な答えを持っていないんです。

 

自分に置き換えて

考えて欲しいのですが、

 

あなたの周りにある品物は、

本当にあなたが欲しいと思って

買ったものばかりですか?

 

多分、違いますよね。

 

多くの人は、よくわからないまま

買っています。

 

商品パッケージや口コミや

CMに乗せられたわけでもなく、

 

気がついたら買っていた。

 

たぶん、それは、人が基本、

「新しいものが好き」だからなんです。

 

あてもなく店を訪れ、

あわよくば新商品にありつこうと

思っている。

 

でも、自分の身に置き換えてみれば

わかると思うけど、

 

魅力的な新商品に出会えることなんて、

ほとんどないんです。

 

大抵、馴染みの商品を買って

帰るのがオチです。

 

それは、恋人とのデートでも

同じことが言えて、

 

例えば、

つきあって半年のカップルが

いたとします。

 

ふたりは毎週末、

食事を一緒にするんですが、

 

ふたりが同じ店を訪れることは

ほとんどありません。

 

こんな経験はないですか?

 

たいてい、デートのたびに

新しくオープンした店を開拓します。

 

そして、、

 

たいてい失敗します(笑)

 

グルメ家たちの口癖に、

こんな言葉があります。

 

「うまいものを食いたければ、

古い店に行きなさい」

 

そう、つまり古い店は淘汰されて

残った店だから、

 

それなりにうまいという

論理なんですよね。

 

一方、新しくオープンした店は、

前の店が潰れ、その跡にできたもの。

 

淘汰される前なので、

うまいかどうかの保証はないんです。

 

至極、論理的です。

 

でも、それでもなお、

カップルは一分の望みを抱いて、

今週末も新しい店を目指します。

 

彼らは既に、馴染みのうまい店を

いくつも知っているのにもかかわらずです。

 

人はなぜ、用もないのに、

新商品をチェックしに

毎日コンビニを訪れるのか?

 

カップルはなぜ、うまいかどうかの

保証もないのに、

 

毎週新しい店を目指すのか?

 

それは、、

 

人間の

「本能」だからです。

 

ぼくら人間の脳に埋め込まれた

本能なんです。

 

これは、ビジネスにおいても

同じことが言えて、

 

うまくいったことがあっても

他の新しいことをしたがります。

 

現状のビジネスがうまくいったから

投資家としてチャレンジしたり、

 

不動産でうまくいったから

レストラン事業を始めたり、

 

次のビジネスだったり、

新しいことを始めちゃうんですよね。

 

人間関係も似たように、

異性にアドベンチャーを求めて

過ちを犯したりします(笑)

 

なびいてくれない女性に

執着して関係をうまくいかせたい

何とかして改善したい

 

と思っても

実際はうまく行きません。

 

ぼくらは常に、本能が、

新しい何かを

 

「知りたい」「学びたい」

と思っています。

 

何でもいいから、

脳の空白の部分を埋めたいと

資産を浪費してしまいます。

 

「お金」は資産ですが、

 

消えることのない

最強の資産は、

 

あなたの

「知識、経験、スキル」です。

 

その資産を使って

投資をしてみてください。

 

投資するのなら、

うまくいったこと1つに

 

フォーカスしてみることが

ポイントです。

 

コツコツと確実に増やすことが

できる資産となるからです。

 

では、また!

 

入山彰介の弟子チーム

 

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