実在しないけれど存在するもの

入山です、

 

僕たちが生きる世界には

目に見える世界(もの)と

目に見えない世界(もの)

があります。

 

有形なもの、無形なものとか

言ったりします。

 

西洋的な考え方、

東洋的な考え方、

 

どちらかによって考え方が

大きく異なるんですが、

 

仏教の考え方をもとにお話します。

 

ちなみに、

僕は仏教信者ではないのですが、

 

お釈迦様の教えが、

リーダーとか人をマネジメント

する立場の人にとって、

めちゃくちゃ参考になります。

 

今回は、

 

人をマネジメントする立場だったり、

リーダーとして部下をもつ人にとって

リーダーの考え方をお伝えします。

 

具体的には、

 

・視野が広がり抽象的にものごとをみれる

・相手の価値観を理解することができる

・認識力を高めてパフォーマンスを上げる

 

今日からすぐに使える考え方なので

人をマネジメントする人は

最後まで読んでください。

 

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”幽霊”は実在しないけれど、

存在するもの

==============

 

有形と無形なもの

ってありますよね。

 

目に見える、

触ることができる、

証明できることが、

 

有形になります。

 

逆に、

 

目に見えない、

触ることができない、

証明することができないことが、

 

無形なものになります。

 

実在するけれど、

存在しない代表例は、

 

『幽霊』

 

なんですよね。

 

「幽霊」という言葉が

できたから瞬間から

存在するようになりました。

 

幽霊って、

誰もが見えるものではないし、

触ることもできないし、

証明することはできないですよね。

 

でも、

この世の中には

「幽霊」は確実に存在しています。

 

この概念とか考え方が

大事になってくるのですが、

 

僕たちの世界は、

目に見える世界だけではなくて、

目に見えない世界もたくさんあって、

 

『物理的に存在する』ものに

とらわれすぎてはダメってことなんです。

 

なぜなら、

 

視野が狭くなり、

狭い認識しかできず、

コンパクトな世界に

閉じこもってしまうからです。

 

例えば、

レストランに食事にいっても、

食べ物だけが出てくるのではなく、

 

そこには、

 

店員さんの、

サービスとか、思いやりだったり

目に見えない付加価値があります。

 

実にとらわれないことで

認識できるから、

 

価値や考え方のバリエーション

の種類が増えます。

 

目に見えるものだけに

とらわれると、

 

どこにあるんだ、

どこに書いてあるんだ、

どうやって証明するんだ、

 

とても視野が狭く、

価値観が固執してしまいます。

 

それだと、

本質的な価値を見失ってしまいます。

 

あなたが、

人をマネジメントする立場のひとでしたら

 

本質を見失わないように

実(じつ)にとらわれ過ぎない

ようにしてください。

 

目に見えるものだけが

存在するとは限らないからです!

 

入山 彰介

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