おはようございます。
入山彰介の弟子チームです。
なぜ、目標や夢を「持つ」ことだけでは
不十分なのでしょうか。
日常生活のなかで、
僕たちはいろいろな夢を持ちますが、
多くの人はせっかくもった夢を
いつの間にか消してしまいます。
正確には意図的に消すというよりも、
知らず知らずのうちに消されてしまって
いるんですよね。
「いつまで夢を見ているの」
「もっと現実を見た方がいいよ」
そんなことを会社の仲間、
あるいは家族、友人から言われているうちに、
夢など簡単にしぼんでしまっている。
だから夢は
「持つのではなく刷り込む」
ことが必要になります。
逆に言えば、
多くの人が夢を持っていながら、
決定と宣言をしているが「刷り込む」ことが
できていないということです。
自分に対して夢を刷り込む。
その方法はいろいろあります。
この刷り込みができるようにならないと、
どんなに夢や目標があっても
パフォーマンスが上がってこない。
ただ思っているだけで終わってしまいます。
そのうち、自分が冷めてきて
「あれ、本当にやりたかったことではないかも」
となってしまいます。
今回はこの刷り込みや自己洗脳をやって
「目標達成のための具体的方法」
についてお伝えします。
①正しい欲望を持つ
僕たちは感情の動物です。
思考を行い、目標にたどり着くための
達成イメージが脳裏をよぎるぐらいまで、
自身の感情を操ることができるかどうか。
それができなければ、
ただ「生きているだけ」の人になってしまい、
成功の壁を乗り越えることもできません。
じゃあ、どうやってその感情を起動させるか。
これは、正しい欲望を持つことです。
欲望というと、なんとなく
「良くないもの」のようなイメージ
がありますが、そもそも欲望がなければ
人間は動けません。
自分は「ここまで稼げる人間になりたい」
という欲望の範囲が、同時に自分の器を
決めてしまうんですよね。
また、欲望は
「素直かつ、ちゃんと理由が語れるもの」
であることが大切です。
お金を稼ぎたいというのも
欲望ではありますが「何となく」
という理由では、
パワー源にはならないため、
自分の器をつくることにも
つながらないからです。
②自己否定をする
正しい欲望を持つことは、
人生を自分の行きたい方向に
運転させていく上で必要なことです。
正しい欲望を持つために効果的な方法。
それは「自己否定する」ということです。
現状で自己満足してしまっている
自分を否定してみるんです。
「自分なんて何も価値がないんじゃないか」
と、自己否定してみる。
そうやって考えてみると、
自分よりすごい人をみると
「自分には関係ない」
「でも、そんなことはないじゃないですか」
と言いづらくなります。
自分には価値を生むための元が何もない、、、
自分はそのままではそれほど魅力がない、、、
自分のどうでもいいプライドを
捨てることで、売れるための改善を
するから伸びていくんです。
僕たちはどうしても自尊心が
捨てきれない人が多いですが、
そもそもスタート地点では何も結果を
残していないのだから、
自尊心を持つ方がおかしいんです。
③刺激を受けたら即行動
目標達成したいという感情を芽生えさせ、
途中での養分となるのが「感受性」です。
感受性というと、
先天的なものと見られがちですが、
そんなことはありません。
映画を観れば、どんな人でも何らかの
刺激を受けるように、
日々、いろいろな体験をすることで
感受性のスイッチは入りやすくなります。
刺激というものは一過性。
だからこそ、その何十倍も時間をかけて
情報収集をして実体をつかみ、
刷り込みをした方がいいのです。
そして同時に、刺激が残っている間に
行動に移さないと、すぐにどこかへ
消えてしまうということを覚えて
おいてください。
④正しい目標設定
100万円を稼いだことのある人が
130万円稼ぐことを目標設定にする。
そういうのは目標設定とはいいません。
なぜなら、
目標設定が低すぎるからです。
どうしても人間は過去の経験と
照らし合わせて「これぐらい」という
低い目標設定をしがちです。
まだ一度も成功のレベルに達したことがない人が
低い目標設定をしていたのでは、
自分の器を小さくしてしまうからです。
逆に無謀に高すぎる目標設定をしても、
ただのハッタリになってしまいます。
自分の人生を空回りさせてしまい、
自分の器を歪んだものにしてしまいます。
死ぬ気で努力すれば達成できるぐらいの
目標をどこに設定するか。
正しい目標の設定がすごく重要です。
頑張れば何とか達成できるライン。
筋トレでいえば限界回数が正しく設定
できてこそ、きちんとした負荷がかかり
自分を成長させながら目標達成ができるのです。
目標達成は低すぎても高すぎても
ダメだということです。
そして目標達成においては細かい部分の
設定まで決めるということが大切です。
さいごにまとめると、
①正しい欲望を持つ
②自己否定をする
③刺激を受けたら即行動
④正しい目標設定
この要素を常に意識することで、
自分の目標設定を浮ついた計画ではなく、
リアルなものにできるのです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
入山彰介の弟子チーム