ビジネスの「対処療法」と「根治療法」

おはようございます、

入山彰介の弟子チームです。

 

”理想のライフスタイルを実現させたい”

 

と自己啓発の本を何冊も読み、

さまざまなセミナーに参加し、

自己研鑽に励んでいるという人は

 

こちらの読者の方にも

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

しかし、

 

なかなか結果に結びつかない、

ということがほとんどだと思います。

 

なぜ、

 

ビジネスとライフスタイルで

望む成果をあげたいのに多くの人は、

夢叶わず挫折や停滞をするのか?

 

実際に僕もそうなんですけど

すぐに答え(結果)を欲しがっちゃい

ます。

 

どーすれば結果が出るのって

具体的なテクニックやノウハウを

求めていました。

 

考え方や思考の抽象度が低いと

包括して捉えることができないので、

目先のことしか見えなくなって

しまいます。

 

たとえば、

面白い考え方があるのですが、

 

医学の世界では

「対処療法」と「根治療法」

という2つの療法があります。

 

「対処療法」というのは、

「今ある症状をいかに見せかけ上

よくするか」

 

ということです。

 

西洋医学における薬は、

ほぼすべてその目的のために

作られていているんです。

 

なので、

 

一時的によくなったように

見えても、根本的には治って

いないのです。

 

対して、

 

「根治療法」は、

いずれも完璧ではないものの、

 

症状の原因や理由を追求し、

根っこから治そうと試みる

手法です。

 

だからこれを実践した人の中には、

 

たとえ難病であろうと、

重度の精神病であろうと、

末期癌であろうと、

 

治る人(もちろん治らない人もいる)

が出てくるという結果になります。

 

で、あるとき気づいたのですが、

 

「理想のライフスタイルを実現する」

にも同じようなことが言えると

思ったんですよね。

 

テクニックやノウハウを身につける

ことは

 

「今ある症状をいかに見せかけ上

よくするか」

 

と同じことではないのかなって。

 

もちろん、

 

緊急性を伴う症状なら必要かも

しれませんが、根本的に改善して

いかないと解決しません。

 

根本的に変えなければ変わらない

 

のではないかと。

 

ってことは、

 

理想のライフスタイルを実現する

には「根治療法」的な考えが必要です。

 

結果に結びつかないときって、

 

あーでもない、こーでもない、

と言って次々に新しいテクニック、

ノウハウを学んでいた気がします。

 

客観的に振り返ってみると、

自分の「思考」と「感情」の奴隷のまま

「ビジネスノウハウ」と「心理テクニック」

を追い求め無差別に行動しているんです。

 

一時的に変わったとしても

それは、一時的によく見えるってこと。

 

師匠には「思考」と「感情」を

コントロールすることを学んで

いるのですが、

 

まさにこれが、

「根治療法」的な考え方だなと

実感してます。

 

しかし、

 

「根治療法」って症状の原因や

理由を発掘し、根っこから治すので、

 

時間がかかるし、抽象的だし、

なんだか遠回りしている気がするし、

理解するのに時間がかかります。

 

だから、

 

身近にいる周りの人に相談したら、

ほぼほぼ批判的な意見をもらいます。

だって、知らないから。

 

そんなことよりも、

「早く薬飲んで楽になればいいじゃん」

と言われるのがオチです。

 

しかも、

 

関係値の距離が近い人ほど、

夫婦、両親、恋人、親友など

批判的な意見になりがちです。

 

なぜなら、

あなたに不幸になってもらいたく

ないからです。

 

そう考えると、相談するなら、

すでに知っている人、経験がある人、

にした方がいいですね。

 

「思考」と「感情」を意のままに

飼い慣らして無駄のないように

しておくことが、

 

理想のライフスタイルを実現する

「根治療法」なのかもしれませんね。

 

では、また!

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました!

 

入山彰介の弟子チーム







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