おはようございます。
入山彰介の弟子チームです。
ビジネスをしている人ならば
誰もが聞いたことがある
PDCAサイクル。
P(Plan:計画)
D(Do:行動)
C(Check:考察)
A(Action:改善)
ですが、行動以外の
ステップについては
(場合によっては行動するときも)
「考える」「思考する」
ことをします。
するというか、しなければ
動けないからです。
「もっとよく考えなさい」
「全然考えていないよね」
と上司や先輩から指摘された
ことがあなたはありますか。
ご多分にもれず、そういうぼくも
考えることが苦手でした。
苦手というか
「考える」ってことが
よくわかっていなかったんです。
「考える」とはどういうこと
なんだろうと。
計画を立てるときや
順序立てて行動するとき
結果に対して振り返るとき
反省を次に活かすとき
いろいろと頭を巡らせる
のですが、
現状見えている出来事や
知っている知識の範囲だけで
考えているようでいて、
実はそのときに閃いた
「思いつき」でした。
だから、
似たり寄ったりの行動や
結果しにしかならないんです。
ぼくのダイエットの経験から
「考え」を言語化して
見える状態にしておかないと
行動が「思いつき」になって
しまう。
ということが実体験として
感じています。
「思いつき」というのは
そのときの感情の状態によって
変化するので、
別の言い方をすると
「気分次第」になります。
気分が高揚しているときは
達成したいゴールに向かって
ぐいぐいと前進するのですが
逆に、疲れているときや
新しい刺激を受けて他のことに
目を向けているときは
忘れていたり、後回しになって
しまうんですよね。
どういうことか、、
ダイエットをテーマに考えてみます。
・なぜダイエットをしたいのか
・それはダイエットじゃないとダメなのか
・他に方法はないか
・いつまでにどれくらい減らすのか
・どうやって痩せるか
・サプリ、ジム、食事、習慣改善など
・どうやって習慣に取り入れるか
・習慣を継続するためにすることは
…etc
本当に痩せたいと
思っているのならば
上記の内容をノートやメモなどに
言語化して書いておく必要があります。
ダイエットすると一言でいっても
痩せるためのPDCAサイクルを
組み立てなければなりません。
なぜ、
多くの人は
PDCAサイクルを回せないのか?
考えているようで考えられていないのか?
過去のぼくもそうだったのですが、
理由は「思いつき」で行動しているから
なんですよね。
では、
「思いつき」で行動するのではなく
どうやって「思考をして」現状を改善するか?
それは、、
「紙の上で考える」
ことです。
紙ではなくても文字として
見ることができたらパソコンでも
ケータイでもOKです。
【可視化するメリットは3つです。】
その1:頭の中だけでは整理できない
僕たちは目に見える形でないと
考えることができないんです。
3桁の掛け算
暗算で解くのって難しくないですか?笑
可視化しないと考えられない
からです。
掛け算だと紙ないと難しいなぁ
とは思うのですが、
計画や行動、振り返りなんかは
頭の中でできるからいいや
と思いがちです。
でも、実は全然できてないことが
ほとんどだからです。
その2:忘れるから
僕たちは忘れる生き物です。
寝たら忘れませんか?
1週間前のお昼ご飯の
メニューを思えてる人って
いないですよね。
忘れると同じ失敗をする可能性が
あります。
進化をしていくためには
失敗を次に活かすことが大切
ですよね。
その3:抽象化して考えるため
物事を深く掘り下げたり
類推するためには、
抽象化して考えます。
似たような事例だったり
パータンを見つけたり
他に転換できないか
と考えることです。
箇条書きでもいいのですが
おすすめはマインドマップを
書いてみることです。
マインドマップを書いてみると
全体を俯瞰してみるメタ認知や
アナロジー思考を鍛えることができます。
まとめます!
考える方法とは、
紙の上に書き出して目で見えるように
可視化してみること。
可視化した情報から
抽象度を上げたり類推したりして
具体的に行動レベルまで
落とし込んでいく。
書いたものを忘れないように
いつでも見られるようにしておく。
「紙に書いて考えてみる」
とてつもないパワーを発揮します。
ぜひあなたも紙に書いて
考えてみてください。
入山彰介の弟子チーム