こんにちは、
入山彰介の弟子チームです。
アルコール依存、ニコチン依存、
薬物依存、カフェイン依存、パチンコ依存、
あなたも一度は聞いたこと
あると思います。
依存症は、適切な治療をしないと、
量や頻度がだんだんと増えていく
進行性の病気です。
ぼくたちの身近には、
依存症という中毒になる
恐ろしい病気があって、
どれにも共通して
言えることは、
「ハマったら簡単に抜けられない」
ことです。
さらに、
中止や減量をしようとすると
身体的、精神的に
禁断症状が起こります。
もしかしたら、
あなたも「依存症」を罹っている
可能性があります。
でも、
あなたが罹っている依存症は、
お医者さんに診てもらっても
治療することができません。
なぜなら、依存している
ということにあなたが
気がついていないからです。
気がついたとしても
治療するクスリもありません。
怖いのは、
依存を刺激してしまう要素が
毎年高まっているからです。
おそらく、
来年はさらに、あなたは
どっぷりとハマっていることでしょう。
中毒にハマった人の末路は
「人間崩壊」
です。
もしかしたらですが、
あなたも依存症に罹っている
かもしれないので
最後まで記事を読んで下さい。
でも、
仮に依存状態だったとしても
安心してください。
手遅れになる前に、
いまのうちに対策を取れば
大丈夫ですから。
では、
病名とその対策を説明します。
あなたは、
『短期的欲求』
という依存症に
罹っているかもしれません。
ぼくたちは誰もが
短期的な快楽を求めてしまいます。
「すぐに」「簡単に」「楽して」
昔のぼくは、
これらのキャッチコピーに
ホイホイとついて行きました(笑)
逆にいうと
「おもむろに」「難しい」「つまらない」
これらの言葉には興味を湧きません。
実は、
ぼくたちの現代社会は
”人間の短期的欲求を満たそうとする”
ことがビジネスになっています。
食事だったり
お金だったり
仕事だったり
人間関係だったり
ぼくらの日常すべての
生活を便利にすることが
企業のお仕事ですよね。
昔は食材しかなかったので
切ったり、焼いたり、炒めたり
食事を準備するのに
時間がかかりました。
けれど、
現代はコンビニ、ファーストフード
すぐに暖かいご飯が食べること
ができます。
昔は階段しかなかったから
上の階まで登るのに苦労しました。
けれど、
現代はエレベーターも
エスカレーターもあります。
昔は移動する際には
歩いていました。
けれど、
現代は車も新幹線も
飛行機もあります。
昔は好きな人に告白するのに
手紙を書いたり、
シチュエーションを考えたり
しました。
けれど、
現代は感情表現するのに
LINEやスタンプ、フォーマット
ワンタッチで可能です。
ぼくたちの社会は
技術の発展と共に
毎年
便利になっていきます。
が、
便利になればなるほど
失うものがあって
「人として退化」
していきます。
添加物だらけの食事
足腰の筋肉が衰える
考えることをしなくなる
コミュニケーション力が育たない
ぼくたちが
考えなければいけないのは
短期的欲求が高まっている
この人生の流れ現代社会に
どうやって対応するか
ってことです。
頭痛がするからといって
すぐに「頭痛薬」を飲んでしまう。
短期的に症状を抑えるようなことを
求める社会になってきています。
本当の原因は
食事に原因があるかもしれない
睡眠に原因があるかもしれない
でも頭痛がしている
ああ、痛みを止めよう
そういう社会になってきて
いるんですよね。
日々、ビジネスで短期的に
痛みを和らげるものが開発
されていて、
短期的欲求を満たす
ということをしているので
長期的に考えると
悪いことが起こってきます。
症状を隠すってことは
答えではなく解決法じゃないです。
根本的な原因を解決しないと
その問題は解決できない
ということを知らなければ
ならないんです。
短期的に結果を出すやり方
長期的に結果を出すやり方
180度まったく違います。
短期的に結果が出ることや
短期的に満足することは
長期的に悪いこと。
短期的によくないことは
長期的に良いこと。
すべて良いこと、気持ちいこと
快適なことばかりやっていれば、
最終的に複雑に、
人生が難しくなっていきます。
『短期欲』という現代の依存に
気づいてどうやって対応するかが
あなたの人生の別れ道になります。
あなたがなにか決断を
するときの良いヒントになれば
嬉しいです!
入山彰介の弟子チーム