入山です、
「自分って意思が弱いな…」
「もっと時間があればおれも成功できるのにな…」
「なかなか良い習慣が作れないな…」
今回は、
そんな悩みを解決する考え方を紹介していきます。
あなたが
意思が弱いなと感じるのは、
ダイエットや読書や勉強といったことが
続かないことを差していると思うので、
この部分に触れていきます。
これは、
僕自身も結構悩んだことがありますし、
お弟子さんからもよく聞く内容なので、
多くの方に役立つ内容になるはずです。
今日話す考え方を理解しておくことで、
『全て根性で解決!』という
疲れる根性論からも脱却できて、
精神的にも楽になれるはずです。
【意思の力は有限】
まずは、この視点を持ってください。
『意思の力は有限』です。
その一方で、
『意思の力はコントロールもできます』
まずはここでいう
『意思』とはその名の通り、
『なにかをしようとする考え』のことを言います。
そして、
1日のうちに
『なにかをしようとする力』は有限で限界があります。
時間の限界という意味ではなく、
なにかをしようとする力に限界があるわけです。
それを全て根性で乗り切ろうとすれば
かなりしんどいし、続かないです。
つぎに、
意思の力を数値化して考えます。
きちんと眠ることができたなら
朝は意思の力『100』とします。
そこから、
・仕事の準備をする -3
・出社する -4
・仕事する -15
・悩む -10
・交渉する -15
・お昼を選ぶ -3
・他人からの干渉 -10
・決断する -10
・会議をする -15
・まとめをする -10
・帰宅する -4
・スマホを触る -1
人によったり、仕事の質によって
数値は色々変わりますが、
色々なことを経て帰宅すると思います。
この上の工程をこなしてる最中に
あなたの意思力は100から
少しずつ減っていき、
家に帰る頃には、
朝100あった意思の力が
1になってしまっています。
そこから、
なにかをしようと思っても、
あなたの意思の力残量がないので
ほとんど行動に移すことができません。
ここから、
新しい習慣を作ろうと思っても、
たとえ時間があったとしても、
あなたの意思が弱いとかじゃなくて
意思の数値が足らないサイクルだから、無理なんです。
特に新しい習慣を始めるときの意思の力は
とても消費します。
やることによりますが、
50くらいはみておいた方がいいです。
だから、
夜帰ってからやろうと思うと
かなりハードなんです。
まずは、
意思の力がもっとも高い
朝からやろうとしてください。
「えっ、朝からそんなに意思使ったら本業に支障をきたすのでは!?」
とか
「朝起きるのが苦手なんです…」
という反論が返ってきそうですが、
意思の力をたくさん使うのは、慣れるまでです。
慣れてきたら
50消費していたのが、
40→30→20→10…
のようになっていきます。
朝起きるのが苦手な方は、
なにか新しいことをするには
夜は不利ですから、
仕組みから考えれば、
朝早く起きる方が習慣を身につけるのは簡単です。
せっかくなら簡単なほうから
やったほうが良いですよね?
そのために、
夜早く寝るようにしたり、
睡眠の質を高めるように工夫はできるはずです。
とにかく
この意思の力にフォーカスしてください。
新しいことをしたいなら
この意思の力が最大限に発揮できるタイミングがベストです。
スマホゲームや
人の目を気にしたり、
悩んだり
テレビやネットニュースをみるだけでも消耗します。
結構日常生活をしてるだけで
いろんな意思を消耗するし、持っていかれます。
だから、朝がベストなんです。
だから、あなたの意思が弱いわけではないです。
上手にこういう意思の力もコントロールして
良い習慣を身につけて、
より良いビジネスマンになっていってください。
また
コメントやご意見もお待ちしてます。
入山彰介