1回でマスターしろ ただし、1回でマスターできたと思うな

入山です、

 

・何回も同じミスを指摘されちゃうな…

・もしくはミスはないけど、なんか伸び悩むな…

 

そんな方には

かなり良い記事になっているので

最後まで読んでいってください。



突然ですが、

 

1回言われたことをマスターできる起業家さんって

『かっこいい!』て思いませんか?

 

僕はかっこいいと思います。

 

やっぱり、

この『かっこいい!』イメージをもった

起業家さんを目指した方が

 

楽しく

常に成長できて

人から好かれて

稼ぎやすくなるので、

 

せっかくですから

あなたにも、かっこいい起業家を目指してほしいです!



今日はそんな『1回でマスターする心得』を

僕の舞台俳優時代の流れに合わせてお伝えしていきます。



【1回でマスターしろ 初級編】



僕がこの心得を知ったのは、

 

舞台俳優をしていたときに、

演出家の方から

『ダメ出し』をされる時だったんですけど。

 

ダメ出しといっても、

「これはダメだ!」みたいな威圧的なものではなく

「心から笑って」「ここは声を大きく!」といった

改善点みたいな意味で使ってましたが。

 

このダメ出しを受けて、

『1回で直す人』と、

『何回か同じことを言われる人』がいるんです。

 

ここで何回も言われるポジションになると、

舞台俳優はかなり不利の立場に立たされます。

 

というのも、

演出家は、何回も注意しないので、

本人はできたんだ!って錯覚するし、

周りの人は「できてないじゃん」って

思われて、勘違い野郎になっちゃうんですよ。

 

この状態になると、

大して成長もしないし、

周りから『大したやつじゃない』ポジションになるから、

仕事ももらえなくなりそうじゃないですか。

 

だから立場はとてもやばくなります。

 

そのため「1回でマスターするんだ!」って気持ちが

むちゃくちゃ重要だったんです。

 

そこで「1回でマスターするんだ!」って気持ちを持つと

僕がどういう行動が生まれたかというと、

 

まずは、

・手書きでメモを取る

・ボイスメモで「○○をする」

 

と、メモを取るようにしました。

 

そして、

 

その機会だけでマスターはできなかったので、

家に帰ってから練習したり、

移動時間に聞き直したりしました。

 

1回言われたことをとにかく振り返って

自分なりに落とし込んでいったんです。

 

というのが、

俳優時代の僕でした。

 

一応これで、

自分なりにメモを読み返す方法で乗り切ったんです。

 

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初級編

・1回でマスターするんだって思うこと

・そのためにできる最善の方法を自分でみつけてやる

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【1回でマスターしろ 中級編】



だんだん居心地が悪くなりました。

 

「よし!おれは言われたことを直した!」

「おれは完璧だ!」

 

って思ったんですけど。

 

なんか演出家のダメ出しが

まわりくどくなってきたんですね…。

 

内心、

「この演出家はおれのことをわかってない」

「この演出家とは相性が悪いな」

「言われたことやったのに、嫌われてるのかな」

って思うようになって。

 

やることをやってたのに、

なんか居心地悪かったんですね。



ふと、別の先輩俳優を観察してた時に、

 

きちんと言われたことをやってるし、

メモを取ってるのに関わらず

後輩の僕からみても

そこまでこの人良いなって思えなかったんですね。



ここで、僕がハッと気づいたのが…



そっか『慢心』をしてたんだ!



「おれは1回でできてるすごい人」だって

本気で本人は思っているんだけど、

 

それって言われたことだけをやって、

それ以上伸びる要素を持っていないんです!



言われた課題にしか取り組んでいないので

大して伸びしろがないんです。

 

でも、本人は「できてる」って思っているから

この慢心状態に入ると

言われたことをやってるのに

大して成果をあげられないから

イライラもするし、

 

なんか演出家からのダメ出しが

居心地悪くて、しんどいんですよね。

 

ここで、タイトルでもお話をした

 

【1回でマスターしろ、ただし1回でマスターできたと思うな】です。



1回でマスターしろ初級編は、

レベル0をレベル1にするイメージです。



1回でマスターしろ中級編は、

レベル1をレベル10にするイメージです。



慢心状態はまさに、

レベル1にはなれたけど、

レベル1のままで

「なんでだー!?いらいら!」って状態なんです。

 

ここが、

0から1を突破したのに伸び悩む人の特徴です。

 

ここからは、

自分なりに

『言われたこと』+『相手の意図』を

想像して描けるかどうかなんです。

 

・どうして演出家はこういったり、ああいったりするのか

・なんで前回のはよくて、今回のはダメなのか

 

最低限の言われたことはやりつつ、

自分なりに相手を慮って行動すると

 

成功すれば → 「こいつやるな!」って思われるし

ミスしたら → 「これじゃない」がわかる

 

てことは、

相手を慮って行動をすると、

マイナスはないんです。

 

つまり、

経験値が溜まっていくので

この行動がレベルアップに繋がって、

 

僕にも

ファンができるようになって

楽しい俳優時代を過ごせるようになったよ。

というお話なんですが、



【ビジネスに置き換えてる】



この話をビジネスに置き換えて考えてみてください。



ビジネスの先生に言われたことを

・何回も同じミスをする

・言われたことだけやる

 

そんな起業家さんがうまくいきそうな気がしませんよね。

 

そんな人に仕事を任せたいと思いますかね?

 

やっぱり、

相手のことを慮り、

 

・どうやったら1回でマスターできるのか

・言われたこと以上に先回りして考えられるのか

 

そこで空振りしても、

「これじゃない」がわかるだけでも

経験値はたまっていきます。

 

経験値がたまれば、

ビジネスでもうまくいけるんです。



僕が舞台俳優時代にこの心得を学べたのは

本当に貴重な経験でした。



ぜひ、

・自分は1回でマスターする工夫をしているのか

・慢心していない

 

考えてみてください。



先生から

「とりあえずお客さんに百円でもいいから売ってください」と言われたら

 

「そんなことやって意味あるの?」ではなく

 

・どうやったら売れるか考える

・実際にやってみる

・どこまでやると先生の期待に応えられるのか

 

くらいまで考えられれば、

必然的にマスターもするし、

経験値もたまるので成長します。

 

せっかく

セールスレベルをあげたのに1のままで止まるのは

もったいないですから、

 

レベルを2、3、4とあげていきましょう!

 

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1回でマスターしろ、ただし1回でマスターできたと思うな

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入山彰介

 

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