入山です、
『あなたは今、チャンスに恵まれていますか?』
「いいえ、恵まれていません。」
と答えた方は、落ち着いて
読み進めて欲しいのですが、、、
実は、
チャンスは沢山あります!!
大小サイズはあるかもしれませんが、
こうしている間にも、あなたのもとへ
毎日・毎時間・毎分やってきている
といっても、過言ではないです。
「私は実力は充分なんだ。
ただ、チャンスがないんだ…。」
「一発当てたい。だから、
今はチャンスを待っているんだ。」
と思っていた方も
多いのではないでしょうか。
かくいう僕も、
「チャンスが無い」
を言い訳にして腐った経験があります。
俳優時代は、先輩から
「実力さえあれば、いつかチャンスが来て
価値を見い出されて日の目を見る」
と教えられましたし、
今もそう信じる人を知っています。
でも、僕は、
『チャンスを呼び寄せる状態』
になってから、
「チャンスが無い」と腐ること
がなくなりました。
『チャンスを呼び寄せる状態』とは、
・より良質なチャンスを見極める眼があり、
・機会を「チャンスに変える」工夫ができて、
・それなりの結果を残す実力もある
という状態です。
これを見て、
「何を言ってるんですか、入山さん。
そりゃ、
それだけ能力が揃っていれば、
苦労しないでしょうよ!」
という声が聞こえてきそうですが、
本質的には、
これらはたった1つの能力です。
全て繋がっています。
でさえあれば、
あらゆる機会はチャンスに変わり、
何度も挑戦することで実力もつきますし、
チャンスを見極める目も次第に養われていきます。
少しわかりづらいですよね。
例を出します。
以前、フィリピンのセブ島で
英語留学をしたことがあります。
ある日、廊下を歩いていると、
「留学生で参加者を募って、
スピーチ大会を開催する」
というチラシが貼ってありました。
僕の知る限り、
少なくとも数百人の人が、
このチラシには目もくれず
前を素通りしていました。
しかし、
僕は「これはチャンスだ」と考え
参加しました。
どうチャンスだったかというと
2つの要素があります。
1つ目、
仮にこの大会に優勝したら
人に話せるエピソードになり、
そのスピーチを録画しておけば
コンテンツになると考えました。
「見知らぬ土地で、
偶然参加したスピーチ大会で
拙い英語を話しながら優勝しました。
スピーチの間、僕は終始
”ある3つのこと”だけ意識していました。
その動画を見ませんか?」
という感じで紹介すれば、
見たい人がいるかもしれませんよね。
もっと具体的な作戦もあるんですが、
話がそれるので、ここまでにしておきます。
2つ目、
成長や実験ができると考えました。
スピーチ大会の会場には、
聴衆が何百人かいました。
数百名の前でスピーチをするって、
仮に自分でお金を出しても
同じ事をすることは難しい
貴重な機会なんです。
また、
自分の職場や友達を相手にスピーチして
万が一、スベったら恥ずかしいですよね。
一方このスピーチ大会は
知人がいない環境だから、
普段やらないような挑戦的なこともできます。
それでうまくいけばいいし、
上手くいかなかったら、
それはそれでいい練習になります。
”百利あって一害なし”
です。
スピーチ大会のチラシを見た時に、
「出場したら少し面白いかも」
と気づけるかどうか
これが『チャンスを呼び寄せる状態』です。
このブログをここまで読んでも、
「ああ、なるほどな」
と納得して終わる人が多いです。
さあ、あなたの周りにある
チャンスを3つ探して書き出しましょう!
それぞれのチャンスから得られるモノを
思いつくだけ書き出してください。
そして、その中から1つ選んで、
実際に挑戦してみましょう。
もちろん、
可能であれば、全部挑戦しても良いです。
「チャンスはある」という事実に
気づいている人は少数です。
さらに、気付いている中でも、
行動に移す人は少ないです。
もし今回の内容に納得できたなら
行動を変えていきましょう。
このチャンスをつかんでください!
入山彰介
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