やりながら考えろ

『実践』って聞くと怖いことありますよね。

 

比較的フットワーク軽いって言われる僕でも

出てくる感情なんですけど、

 

こうしたときにどうやって乗り越えてきたのかシェアしたいと思います。



【僕が躊躇した経験】



これは、

僕がまだ世界3周をする前の話なんですが、

 

まだコロナ禍前で、

飛行機で世界一周を3日くらいでできるプランがあったんですよ。

 

それに「行ってきて」みたいに言われ

当時はそんなに興味があったわけでもなく

お金もそんなに余裕がなかったので



…正直、行きたくはなかったです。



60万円くらいで行けるってことだったんですけど、

 

どうですかね?

特に興味があるわけでもないことに

60万円って、普通なら手を出さないですよね。



お金もかかるし、

時間をかかるし、

 

でも、なんとなくチャンスかなって気持ちもあったんですよ。

 

普段の自分では絶対にしない範囲のことですから、

やることで見解が広がるかなって気持ちもあったんです。



それで、

深く自分を内省したら

 

「お金を失うのが怖い」

 

そこにビビってるだけだったんですよね。



じゃあその分稼ぐためにがんばれば済むわけですし、

 

それで自分の見解が広がるし、

そこでの体験がビジネスにつながるかもしれないし

 

冷静にリスクとリターンをみたら

そんなに躊躇するようなことでもないんですよね。



乗り継ぎの仕方とか

英語もよくわからなかったんですけど

そのまま行ったんですよ。



事前に、英語の勉強をしよう!

乗り継ぎの仕方を完璧にしてから行こう!

 

ってなっていたら

きっと出発はだいぶ先になっていたと思います。

 

100%完璧にしてから動きたくなりますけど

それはほぼ無理なんですよね。

想定外のことは起きるもんですからね、



でも、実際に行ってみてたら

なんとかなるものです。

 

想定していたよりも

お金がちょっとかかったかもしれませんが、

 

行こう行こうって思っていてずっと行かなかったら

何も得られませんが

行ったら行った経験が積み上がります。



経験から得られたことと言えば、

 

・アメリカの人にはこういう接し方がいいのかな

・乗り継ぎの仕組みってこういう感じか

・この部分はカットしても良いかな、など

 

経験から学ぶことがあるんですよね。

 

でも、これを事前にこれら全て熟知してるのって

めちゃくちゃ難しくないですかね。

というか不可能レベルともいえると思うんですよ。



前振りが長くなってしまいましたが、

 

つまりは

『やりながら覚えろ』が一番ってことです。



【やりながら覚えるのが一番】

 

事前に用意周到してから行動しても、

結局わからないことにぶち当たります。

 

想定外のこともしょっちゅう起きます。

 

じゃあ成功するためには、

行動しながら覚えるしかないんです。



最初に準備したくなるのは

「失敗が怖いから」

 

行動できないのは

「リスクが怖いから」

 

準備をすると安心感は手に入りますが

時間はかなり浪費してしまいます。



本当に叶えたいことがあったら

リスクも補えるなと思いながら

「えい!」って行動して

行動の中で学んでいくのが

手取り早いんです。



深く内省して

あなたが失うものは何かを具体的にして

そこまで大きいものではなければ

「えい!」ってしちゃうのが良いです。

 

やる前から想像できない世界を知るためにも

やった後じゃないと深く理解できません。

 

副業でまだ稼いでない人に

売上を10倍にする方法を丁寧に教えても

あんまりピンとこないのと一緒です。

 

実際に副業をしたことがあって

稼ぐ難しさを知っているから

わかる世界があるんです。

 

そういうのをやる前から学んでも効果は薄いので

やりながら覚えるのが一番理解しやすいです。



まとめると、

 

・新しいことを始めるとリスクを感じる。

・新しいことは未知の分野なので、事前に全てを理解するのは難しい。

 

だったら「やりながら覚える」しかないわけです。

 

リスクがお金だけであったら、

それを稼ぐ理由に変えて頑張れば良いんです。



もちろん、まったく興味がないのであれば無理にやる必要はないですが

こういう原理を理解しておくと

行動までが早くなるかなと思ってシェアさせてもらいました。



入山彰介

 

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