入山です、
今回は
「ネガティブキャンペーンから身を守る」
に、ついて
進化欲がある方に向けて
少しでもお役に立てるように
書いていきます。
今回の内容を理解することで、
・ネガティブエネルギーを受けない
・上手にネガティブパワーを活用できる
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ネガティブパワーのメリット
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ネガティブパワーとは、
「悪口」「陰口」「誹謗中傷」といった
相手を攻撃するようなものです。
すでに色々な勉強をされてる方であれば、
他人を中傷したり、陰口を言うと
自分に返ってくるので、
結果的に悪い状態になるため
やらない方が良いという
認識をされている方が多いと思います。
それは、正しいです。
やっぱり、他人の悪口ばかり言っていると
自分もその分、他の人からされるようになります。
そんななか、アメリカ大統領選では
相手を否定するネガティブキャンペーンを普通にしています。
それは、ざっくり以下のようなメリットがあるからです。
・相手の政策を否定することで、
相手の攻撃力(説得力)を下げる効果がある
・自分の信念を持って、
はっきり相手の政策を否定することで、自分の主張が尖る、です。
相手の攻撃力(説得力)が下がるというのは、
例えば、
A候補が「こうすれば市民税は安くなります!」
って言ったのに対して、B候補が
「それでは〇〇税が上がって意味が無い!」と
主張すれば、市民は税金が安くなると思ったのに
実は安くなってないから意味ないと気づき、
A候補の説得力は下がりますよね。
次に、
「自分の主張が尖る」については、
B候補が以下の主張をしたとします。
「A候補の意見も良いと思う、僕の意見はもっと良いですよ」
「A候補のやりかたは〇〇でダメだ、〇〇じゃないと景気は良くならない!」
両者を比べたときに、
やっぱり後者の方が意見が尖っていて
主張が強く、リーダー感があって
想いが届きやすいと思いませんか?
短い時間で、多くの有権者に主張するなら
尖らせることは大きなメリットになります。
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ネガティブパワーのデメリット
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こうしたメリットがあるので
ネガティブキャンペーンをする理由もわかりますが、
個人で稼ぐ
ウェブマーケティングでは、
相手を否定する行為は
激しい反発が生まれてしまいます。
他人を否定するような攻撃をしたら、
反撃を受けてしまうので、
これに耐えながら仕事をするのは
苦痛でしかないでしょう。
また、
これで注目を集めることに慣れたら
他者を攻撃しないと、
注目を集めることができないんだ、と
思い込む悪いマインドが生まれ
延々と泥仕合をしなくてはならなくなります。
自分の首を絞めるようなやり方なので
僕はあまり良いとは思えません。
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上手にネガティブパワーを使う
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とはいっても、
個人で稼ぐなら尖った意見がある方が
その人なりや、個性がみえるので良いです。
それに、
個性がある方が、あなたに興味をもつ人たちが集まり
興味がない人は離れていくので最適化されていきます。
そうすることで、
コンテンツも売りやすくなる環境作りができますし。
では、どうやって
悪いマインドを育てず、
ネガティブパワーを使えばいいかというと
『信念を持って、意見を尖らせる』です。
先ほどのアメリカ大統領選のように
自分の政策や、個性がありながら
他者を否定したりする行為は、
「相手の攻撃力を下げる」だけじゃなく
「自分に興味をもつ人を集める」効果もあります。
さすがに、大した信念を持っていない人が
「あいつはダメだ」「これはダメだ」と
反発ばかりしていたら
あなたに寄ってこないですが、
きちんとした信念があるという前提で
相手の意見を否定して、自分を尖らせるのは
時としては有効な方法でもあります。
ただし、この方法をやるには覚悟が必要です。
叩くなら、相手と同じくらい叩かれる覚悟をもってイーブンです。
自分は「ぶれない」という意思を世間に伝えるためにも
反対派の意見を時として否定する勇気は必要です。
こうした、信念やぶれない意思は
人を引き寄せる魅力に繋がります。
きちんとした信念を持ちながら、
自分にも同じくらい叩かれる覚悟をもって
自分の反対意見を否定するのは、
自分に興味を持つ人々を引き寄せます。
ただ、
闇雲に相手を否定する人にならず、
こういう手法もあるということを知っていれば、
あなたに変なマインドは生まれず
ただ敵を増やすだけの愚かな否定はしないはずです。
今後、
他の人が否定している場面に遭遇したら
目的はなにか考えてみてください。
戦略的か、愚かな行為か。
考えることで、
ネガティブパワーを上手にかわせるようになり、
戦略的なら勉強として学ぶことができます。
入山彰介
まとめ
・ネガティブパワーは自分に返ってくると知る
・相手を攻撃することで自分の主張が尖るのも事実
・やるなら自分の信念を持ち、目的を沿って反対意見を否定する
・信念がない否定は、信頼されない